Archive for 3月, 2016

回遊型動線

住宅に回遊型動線を取り入れる家庭は多いです。行き止まりのない回遊型動線はより暮らしやすく、住宅内の無駄な動きを省くことができるのです。私の親戚宅は洗面室に回遊型動線を取り入れていました。洗面室は生活動線と家事動線どちらも重要です。
玄関側とキッチン側の2方向に建具を設け行き来ができるようにしているのです。玄関側からのみ行き来ができるようにしておけば、キッチンから洗面室に行くのにリビングを通り、廊下を抜けて洗面室へ行かなくてはいけません。家事動線が長くなり家事の効率も下がります。キッチン側からのみ行き来ができるようにすれば、外で遊んで汚れて帰宅したとき、廊下やリビングを汚して洗面室で手や足を洗わなくてはいけません。洗面室を回遊型にしたことで生活動線と家事動線どちらにも配慮されており便利で使いやすい洗面室になっているのです。
我が家は和室を回遊型にしました。和室はリビングの延長上に設けました。普段はリビングと和室の境に設けた建具はオープンにして、リビングの延長として多目的に和室を利用することができます。子どもが遊んだり、昼寝をした時もキッチンから和室にまでしっかりと目が届くので安心して家事を行うことができています。しかし和室をときに客間として利用したい時もあります。生活感のあるリビングを見られずに和室を客間として利用できるように、玄関から直接和室へ行けるように動線を得たのです。和室を客間として利用する時は、リビングとの境の建具を仕切りリビングが見えないようにしておきます。玄関から直接和室へ行けるので和室が独立した空間のように感じられるのです。和室を回遊型にしたことでより多目的に使用できる空間となっています。回遊型動線は暮らしやすさが増すのです。